3/16ブログ パリティ

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日曜日は子供の空手練習の見学に。

子供のイベントは親にとってもイベント。

楽しい日曜日でした。

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国内電気銅建値計算値76万。

為替121.38円(AM7:00)

NYダウ-145.91ドル。下げ。

米10年国債利回り2.112%。上昇。

さて為替のお話です。

ここ数か月、ユーロ安ドル高が継続しています。

長く言えば1年近くユーロ安トレンドでは。

現在、1ユーロ=1.049ドルです。

市場ではパリティになるだろうと囁かれています。

パリティとは単純に1:1になることと考えて下さい。

1ドル=1ユーロとなるとどうなるのでしょうか?

1ドル=1ユーロ(パリティ=等価)

現在、1ドル=121円です。

では、パリティ状態での1ユーロは何円?

 

答えは121円ですよね。

 

これが、万が一、実際は1ユーロ=125円だったら?

一つの儲け話が生まれます(笑)

それは、まず121円でドルを買います。

そのドルでユーロを買います(等価交換)。

そしてそのユーロで円を買います。

さすれば125円になっている?

という矛盾が起きてしまいます。

まあ、これは極端な例えですが、

ドルとユーロがパリティであれば

ドルとユーロは同通貨。

1ドル=1ユーロなわけで

ドル/円=ユーロ/円とならなければおかしい?

現在の値差

1ユーロ=1.049ドル

1ユーロ=127.42円

1ドル=121.39円

 

では

1ユーロ=1.000ドルなら

1ユーロ=???円

1ドル=???円

円換算で価値の相違が生じる可能性はゼロではありません。

でも、相場は常に変動していますので

そんな環境が固定されることはありませんが。

しかし、このユーロ安相場がドルに対し

パリティ狙いであればドルに対しての

円高相場はないんじゃないでしょうかね。

それよりもユーロ/円、ドル/円が引き寄せ合う相場。

そういうイメージで為替を見ていくと良さそうです。

現状はですけどね。

極端な話、買い物は欧州で。

売り物は米国へというのが勝利の方程式かと?!

これがユーロ高となった場合、ドルとユーロが

離れていくのでユーロ/円は円安。

ドルに対しては円高となりますね。

しかし、欧州の量的緩和が直近のユーロ高を

防いでいますので、そうそう考えなくても。

 

そうなると現状のユーロ安で銅相場では

欧州市場での銅は高騰。

米市場での銅は割安?

通貨の関係だけでの判断ですけどもね。

 

まあ、ややこしい話ですのでこの辺で。

 

それでは今週も頑張りましょう!!