
国内電気銅建値計算値81万
為替110.89円(AM6:30)
NYダウ―178.86ドル
利食い売りでの下げ。
BTC 90万円
原油72.13ドル
ガソリン上がってますね。
昨日、レギュラーガソリン入れてビックリです。
銅価格は7000ドルを抜けるのか?
という位置まできています。
銅価格は上昇転換と睨んでいます。
もちろん、僕のポジトークですが(笑)
武藤金属、在庫はまたまた過去最大を更新しています。
是が非でも上がってくれないと困りますね(汗)
被覆線も大量に契約。夏の出荷を目指します。
さて、今日は最近の困りごとについてです。
それは「込銅の品質」。
現在ではその殆どが鉱山向けに流通する込銅。
そして中国へも輸出されている込銅。
昔では2号銅、2号下銅、下銅などと呼ばれていました。
真鍮付きの銅パイプ、屋根板等がその分類に入ります。
以前は溶解原料としての扱いが主であった為に
込銅の中に半銅ラジエターが少量入っていても
有効成分であった為それほど問題ではありませんでした。
そういう意味ではラフ。
ですが、鉄などはついていません。
その溶解向けであった込銅ですが、最近では鉄付きが当たり前。

この写真。良い込銅のように思いますよね。
ですが、銅パイプには一部鉄バネ付きがあります。
注意が必要な込銅です。
もちろん、込銅の代名詞、真鍮のナットがついているものもあります。
真鍮のナットがついているのは
込銅の範疇ではあるのですが
鉱山行きの高品位故銅では足を引っ張ります。
真鍮付きの銅パイプの銅分って分かりますか?
当然、銅パイプの長さにもよります。
銅パイプの太さにもよります。
ですが、だいたい銅分83~88%なんだそうです。
業者によっては上銅として切り取ったあとの
短い真鍮ナット部分を込銅と言い張る方もいます。
これは論外ですが。
この真鍮付き銅パイプは、良い込銅ではあるのですが
鉱山向けの込銅では全体の銅分を下げる要素になっているのです。
僕が込銅を見ていて鉄付きを平気で
込銅に入れている業者はちょっと敬遠したいですね。
ともかく鉱山向け込銅には今後、品質面を注意したいです。
鉱山向け込銅と溶解向け込銅。
分別が必要になるかもしれません。
っていうか、鉱山さん
最近、検収厳しくないですか?
銅分ってそんなに出ないものなのですか?
テストピース作って質量と銅分だして検証したい。
そんな気がします。
でも、同じ状態、同じ品質を作ることが難しいスクラップ。
二つとして同じ荷物になり得ないオールドスクラップ。
鉱山行であっても品質を均一化する方法はないのだろうか?
やはり自社で品質管理、入荷品を選別する必要があるのでしょうか。
ただいま、検討中です。
いろいろと言いましたが
鉱山様、これからも宜しくお願い致します。
それでは今日はこの辺で
