10/29ブログ 見極め

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国内電気銅建値計算値79万。

為替108.14円(AM6:00)。

NYダウ+187.81ドル。上昇。

米10年国債利回り2.284%。上昇。

為替は、欧州時間で香港を始め主要市場で

大きな株高の流れが続き円安の動きとなりました。

そして早々に108円台を回復。

しかし・・・。

21:30の米9月耐久財受注が前月比-1.3%

米9月耐久財受注(除輸送機器)が前月比-0.2%

とプラス予想に反しマイナスとなりました。

これを受けて為替はドル全面安となり

瞬く間にドル/円は、107.69円まで急降下。

ネガティブサプライズとなりました。

悪材料には敏感に反応している事が伺えます。

ですが、このドル安も

23:00の米10月消費者信頼感指数が

94.5と予想の86.0を大きく上回ると

大きな勢いでドル高へと反発。

最終的には米時間前の108.10円台まで

戻して引けました。

マイナス要因には非常に大きな反応を見せた市場。

本日深夜の米FOMC。

30日の日銀金融政策決定会合。

日米の金融政策対決といった感じでしょうか。

黒田総裁は、昨日も参議院財政金融委員会で

これまでの主張を繰り返していましたが

なにかリップサプライズでも欲しいところです。

まあ、FOMCの出方にもよりますが。

とにかく、はっきりさせてほしいのは

円安路線で邁進するのか、米国の顔色みながら

シクシクと円安を推し進めるのか。

安倍政権、黒田総裁のスタンスをはっきりと

見せてほしいものですね。

円安になればいいなあ・・・なんて悠長な対応では

またまた日本はグローバル社会に取り残されるんじゃ

ないでしょうかね。

円高で敗北、円安でも敗北。

そうなってほしくありません。

カジノで税収UP、観光立国なんてのは諸刃の剣。

というか受動型。

やはり基本はmade in japan。

日本製を海外へ。

日本へ呼び込むよりも海外へ排出する。

そういった経済こそ攻めであり勝ち残れる経済かと

僕は思います。